■ 爪を切った日は

爪を切った日は気持ちがいい。
何だか清々しくて、
ちょっぴりすうすうする。

深爪が好き。

■ 同年代

何だかね、同世代がいちばん落ち着きます。
ぼーっと声優さんとか見たりしても、
テレビ出てるすごい俳優さんとか見ても、
小説に出てくる人物とか見ても。
若者よりも。
年上過ぎる人よりも。

30歳くらいな感じ。
ちょっと疲れたり、
ちょっと諦めたり、
ちょっと頑張ったりしてる感じ。

そういうの、いいよね。

■ 不倫も恋

帰り道、てんとう虫を聴きながら、
ちょっと泣きそうになって、
不倫とか、そういうのを責められるのはどうしてなんだろう、と思った。

不倫をしたことはあります、たぶん。
ただ、相手に夫がいただけ、付き合っている人がいただけ、
それだけなのに、どうして責められるのだろうか。
好きだから一緒に居たくて、
一緒にいられるだけの時間を一緒に居ただけ。
それがずっと続くことを望みながら、
それがずっと続かないことを知っていた。

不倫だって、恋だと思う。
奪うとかそういうことじゃない。
壊そうとかそういうことは思わない。
壊れたとすれば、
壊れるものだったんだ。
壊れないのは、
壊れないものだったんだ。

ただ、好きだった。
それを誰に責められるのだろう？

けれど、もうそんなシンプルな恋愛はもうしないと思う。

今は、
自分の過去を振り返って、
こんなことをしてきた自分が普通に幸せになろうとするのは間違っているよ、と
もうひとりの僕が言う。
だから、僕はここに縛られたままだ。

■ リアルに

ツンデレとか萌え系とかは、フツーにいらねーっす。
結構、イラッときます。
ツンもデレも、萌え要素も、
自分と関わらないとこだったら笑えるんだす。

てか、僕はあんまそういうの要らないんだけどねー。

■ 泣けるときに泣こう

何故だか段々、泣けなくなる。
泣きたくても、
悲しくても、全然泣けない。
以前はね、泣きたいと思って、
サトラレ観たり、ラピュタ観たり魔女宅観たり、
そうやって泣いたりしてたけど。

いつからだか、泣きたいのに泣けなくなった。
たぶん、泣きたくないのに泣けるようになったからだと思う。
たぶん祖母が亡くなってからだと思う。

死者の顔を見たって、僕は全然悲しくなくて、
けどみんなが悲しそうにするから、悲しい顔をした。
僕はようやく解放されたと思い、
彼らもようやく解放されたと感じていたと思っていた。

泣かなかったけれど、
けど悲しかった。
今でも悲しいままだ。
抜け出せない。
泣ければ抜け出せるのかもしれない。