■ 生

性？

セックスがしたい訳ではない、ただ誰かに触れて自分が自分であることを、まだちゃんとここにいることを分かたいだけなのだ。


疲れてる？
イエス。

休みたい。
なら、休めば？
ノー。

気付けばイヤな大人になってた。
疲れた。
今日からまた誰とも話せない毎日が始まる。

■ 臭いものに蓋。

そうやって生きてきた。
これからもきっと、そう。
自分を責めれば、
自分を傷つければ、
誰も傷つかない、笑っていられる。

そうだよね？

もう悲しいことは嫌なんだ、
本当はもう泣きたくない、
泣かせたくない、
それだけなのに。

■ 結局、

僕は誰なのだろう？
僕はどこにいるのだろう。
肩が重くて頭が痛い。
もう、疲れたよ。
笑いたくないのに笑う毎日。

■ 夜の、曇り空。

また、血を見れば、
僕は安心できるのかな。

手首なんて、いくらでも切るよ。

■ 雨

死にたいとは思われない。
殺されるなら、けど、それもいいかな。
いなくなりたい。ここから消えてしまえるのなら。

笑う人が羨ましいのではなくて、
僕はそこに辿り着けない。
見えるのに触れない、誰も彼もみんな等しく遠い。