■ 結婚とか、しない理由。

もし、あるとすれば、
僕がしてきたのと同じ辛さや悲しみを、
例えば、妻や子供にはさせたくない、それだけ。
大好きな人たちに、こんなにもツラいことは背負わせたくないから、
大事な人はつくらない。
僕だけが苦しくても構わない、あの人には笑っていて欲しい、
あの人の前では笑っていたい。

■ だから、

ひとりにしないで、
と、
いう、
願いは、
あなたに届きますか。
空に届きますか。

私は、もう、ひとりじゃないですか。

■ 少し、

少し、幸せだと思う。
少し、死にたいと思う。

どうしてだろう。
今が続かないことを知っているからなのだろうか。

少し、
少し、幸せなのに、
しにたくてなきたい。

■ ざわざわする

疲れた。
泣きたくなった。
悲しくなった。

冷たい足。
青空。

それでも笑う自分が、本当に嫌い。

■ 眼下の河

今、僕がここから飛び降りようとするなら、
冷たい水面、
あなたは、
引き留めに来てくれますか。
それとも、
一緒に飛び降りてくれますか。