■ そして僕は、

何と言われたかったのだろう。

「お前のお陰で、彼女は幸せなまま死ねたよ。
　お前が身体を売ったお陰だ」

　そう労われたいのか、それとも

「お前が生き延びさせたから、
　無駄に苦しんだのだ。
　放っておけば良かったものを。」

　そう罵られたいのか。


もう分からない。
どっちも良いし、どっちも嫌だ。
ただ幸せでいられることを望んだだけなのに。

■ 「ボクは、ボクで、いいですか？」

そんなの。
友達が言うなら、そうだよ、って言えるのに。

泣いてはダメだって、
笑わないとダメだって、
だから、
すぐに笑うんです。

ちょっと泣きたかった。
けど、泣けなかった。

人込みの中、ニット帽を目深に被って涙を隠した。

■ 1hr

大体、1時間あれば何とかなる。

朝起きるのがつらくてもうヤだ、なんて思いながら1時間。
イラっとしたぞ！　もうこの荷物を放り投げてやる！　と思ってから1時間。
泣きたくなってから1時間。
どうして生きているんだろう、と無限ループに彷徨い始めて1時間。
約束やだー、寝たーい、と思って1時間。

1時間後には、昔のこと、と思い切れていることが多い。
もう、そのときには伸るか反るか、生きるか死ぬか、なんて
ホントぎりぎりなんですけれど、
けど、1時間したら大丈夫。
きっと。

けれど、その毎日はたぶん、毎日電話している友達に支えられているのだと思います。
たまに来るメールや、何年も会っていない人からの手紙や。
毎日覗くブログや。
そういう、ものたちが、きっとフラットにしてくれているんだと思う。

ひといきつけばだいじょうぶ。
ありがとう。

■ 廃人

生きる意味はないと大人の人たちは言います。
年齢に関係なく。
そんなの、ないよ、って。

なら、どうして生きていられるのか、僕は本気で不思議なのです。

僕は生きる意味はあるとまだ思っています。
どこかに、僕でなくてはならない何か。
そう信じているからまだここで生きていられると思っています。

そんなのないよ、って幾度言われても、
そんなのあるよ、って心の中で拒んでいます。

■ はたらきたくなーい

なにもするきなーい。
ウテナを一気に全て見たー。
うへー。
仕事行きたくなーい。

今日雪降らないといいのに。