■ 声

声がこわい。
どこにいても、音楽と本が欲しい。
ひとりでいたくないけれど、ひとりになりたい。

今までの元気な自分が異常だったのだと思う。

■ 疲れた

もう足が痛い。
指輪。
眠い。

結局、誰も本当じゃない。
僕も本当じゃない？ 誰の何を信用すればいいのか。
くたびれた。
死にたいとも思わない、死んでもいい、殺されるのならば。

■ 凶人の涙

本当のこと、
言いたい、
言えない。
狂うしかない。

■ 本当の話

気持ちや思いや、
傷や過去や今のこと、
話せないのは、あなたが幸せだからだ。
笑って誤魔化した。

結局、上から見下ろされてそれだけ。

怒ったり拗ねたり、そういうの、もう疲れたよ。
信じるの、疲れた。
言葉なんて上滑り、期待して挫かれるなら、何も思わない。

■ 生死

他人の死は本当に本当に止めたいのに、
自分の死を望まれていると思うのはなぜだろう。

何でもいいから生きていて、と誰にも思うのに、
死にたい死にたいと呟く毎日。