■ 記憶。

毎日毎日、傷つくけれど、
悲しみや憎しみは続かないね。
本当に、そう思ったよ。

あんなにも憎んでいた、
あんなにも泣いていた、
ひとりで死のう、
死んで復讐しよう、
そんな思いは続かない。


もうどうでもいいよ。
ただ今は、自分がちゃんと生きて、
あなたがちゃんと生きて、
あの人はいなくなって、
それでも生きるしかない、
それなら僕は笑っていよう、それだけ。

時間が経つとはそういうことです。

■ ごめん。

何か、
分からないけど、
そう、思った。

血の色のバスタブ。

■ 何だか、もう疲れたよ。

笑わなきゃ、世界にいられない。
世界が邪魔なら、僕が死ぬしかない。
もう疲れた。
泣きたいのに、
笑いたくないのに。


もう、死のう。
僕くらい、いなくなっても、どうってことないでしょう。

■ ひとり

寒い。
今、ここで倒れても誰も死んだとは思わない。
ひてりなのに、ひとりじゃないのに。

■ 最近、

今、生きていて良かった、と思う瞬間と、
今、死ねたら、と思う瞬間が、
重なる。


今日は嵐だった。
雨、風。