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例えば、今日とか?
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別に心拍数が上がる訳でもないし、
呼吸困難になる訳でもないし、
けど、
いつも発作が起こるとどうしようもない。
何かをしなてもしないでもどうしようもない。
以前は風邪を引いたときだったり、
体調の悪いときだけだったのに、
今は前触れもなくくるからちょっと怖い。
ひとりでいるときならいいんだけれど、
職場とかだったらね、
動かないといけないから。

何て言うんだろ。
うまく言葉で表せないから誰にも言えない相談できない。
ドクターにも。

破壊衝動とかそういうんでもなくて、
ただ、
周囲と自分のしていることがすごく大きく感じてしまう。
自分の声も音楽も足音も車の音もすごく大きくて、
自分の動きもすごく速くてすごく大きくて、
何が通常なのかが分からなくなってしまう。

同じことをしているのに。
だからそれが終わるまで待つしかなくて。
ま、20分もしたら戻るんだけどね。

そういうのって、誰にでもあるんじゃないのかな?


昨日、友達と飲んでたんだけど、
相変わらず、自由人で変わらないわね、と言われました。
そう?
変わらないのか変わっているのか分からないし、
自由になんてしていないと思うけれど、
けれど自分のしたくないことはしないのだ。
それはそう。
生きているだけでいろいろなものに束縛されるのだから、
自分で自分を縛ることだけはしたくない。
好きだったものを嫌いにならないように、
うまく付き合わないとね。
僕自身と。
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「それ、毒キノコでしょう? 僕にもちょうだい。」

私が齧っていたのを彼に見られた。
さっきまで私ひとりだと思っていたのに

「食べたら死ぬの?」
「そうよ。食べたら死ぬの。」

私の秘密。
見られたのは悔しかったけれど、こんなキノコどこにでもあるわ

「いいわ、あげる。けれど死んでしまうから食べてはいけないわよ。」
「ああ、分かった。」

彼は嬉しそうにキノコを手にした。
美味しそうな、けれど、毒々しいグロテスクなキノコ。

どこまでも透明に微笑む彼は、生きたくないみたいだった
死にたいと思ってはいないみたいだけれど

「それで、君はいつ死ぬの?」
「毒が効いたら。」

絶望しているのね
彼はいつ食べるのかしら?

*

「死なないじゃないか。」
「食べたのね。」
「ああ。けれど死ぬというのは嘘だね。」
「そうよ。こんなキノコで死ぬ訳ないじゃない。」
「やはり、そうだったんだね。」

「けれど良い夢を見られるわ。」

彼は笑った。
現実を見ない目だった。

それから彼女は彼を抱きかかえて崖を上った。
彼は眠っているように静かだった。
笑っていたけれど。
彼女は悲しそうだったけれど。

「もう、腕が千切れそう。」

彼女が彼の体重を支えきれないと思ったとき、崖の突端に辿り着いた。

「じゃあ、僕を離せば良いじゃないか。」
「そうするわ。その為にここまで来たんだから。」

彼女は彼の体を放り投げた。
崖の下に落ちていく彼は笑っていた。

「だから毒キノコだって言ったじゃない。」

「ありがとう。」

「良い夢を。」

彼も望み通りに死ねたみたいね
私はいつ死ねるのかしら?
たぶん、今までひとりだ。
僕がいちばん最低だったときに一緒に居てくれた人。
僕がいちばん最低だったときに離れていった人。
今から帰ります。
3年前ではないので、タクシーで。
ただ、それだけ悲しくなった気がするけれど。

泣かないけれど。
友達に呼ばれたー。
結婚式以来だし、8ヶ月くらい振り?
同い年の人は安心しますね。
基本、僕は呼び出すばっかなんで、
飲みに誘われたりしたらすごいテンション上がります。
うへへ。
楽しいー♪
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