■ おとな vs. こども

ダメだと感じるなら、ダメなんだしやめておけば？
頑張らなくてもいいよ
って、こどもが言う。

けれど、
そんなに真摯に僕のことを考えて意見を言ってくれる人は滅多に現れないよ？
もうしばらく会ってみたら？
って、おとなが言う。

僕はこどもだから、こどもの言うことに寄りかかっていきそうになって、
けれど、おとなの言うことも分かるから、すんでのところで引きとどまる。

おとなの僕がいいのか、
こどもの僕がいいのか、
全然分からなくてどうしようもない。

仕事だってそう。
辞めたいけれど次が見つからない。
何をしたいのか分からなくて、着地点が見えない。

とりあえず辞めてみたら？　そこから分かることもあるよ、
って、こどもが言う。

とりあえず辞める、ってけれど、そんなに簡単じゃないよ、
って、おとなが言う。

辞めてからをきちんと考えようって思いながら、
なかなか行動できないこどもの僕が右往左往する。

*

そんなことばかりうだうだ考えてました。
嫌な自分が嫌になって、
どんどん自分が嫌いになって、
自分くらい、自分を好きでいてあげないと、
誰も好きになってくれないよ、って思ったけれど、
けど、どうしようもない。

だから、とりあえず泳いだ。

プール行くのなんて久しぶりで、水着をどこに片付けたのかさえ分からなかったけれど。

300m泳いでクタクタ。
500mは頑張れたと思うけれど、
夜に飲む約束があるから、ちょっとだけセーブ。

で。
こたえ。

おとなとか、こどもとか分からない。
僕は自分をこどもだと思う。

仕事はきちんと頑張る。
で、やっぱり3月を目処に辞めようと思う。
けど、次を探す。
次が見つからなくても辞めるけれど、
ちゃんと自分で動いて探す。

恋愛はやっぱりダメだと思う。
そう思うけれど、けど、会ってみる。
会って話して付き合えると思ったら、そこから始める。
話さないと分からないことがたくさんあると思う。
身体だけの関係なんてもう要らない。

さて。
吹っ切れました。
飲みに行こう。