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10月最後の日。
肌寒いというのに、カットソー1枚でちょっと後悔しながら電車に乗って。
車掌の号令がやけに耳につき、うんざりする。
規則に正しくいることが、果たしてどれだけ大切な意味を持つのか
そんなことを思いながら、そう思う自分を卑屈だな、と思った。
少しわらった。
せめて背筋を伸ばそうと
姿勢良く歩く。
頬は腫れてるのに、ね。
薄暗い街並みは味方になってくれているようで、
その寒さがうれしかった。
冷たい指先。
薄紫になって、
右手小指にしか通らなかった指輪が左手薬指に入っている。
てかねてかね。
この頬の腫れはどうなんよ?
結構なことになっているんですけど?
けども、腫れてしまったものは仕方ないので、
あとは時間が解決するのを待とうかな、みたいな。
昨日、飲みたくなったから飲んだ~、と友達にメールしたら、
飲むから腫れるのよ、と言われ、
飲む前から腫れてたー、と言ったら、
そんなに腫れてるのに飲んだの? と呆れられた。
何だか捨てられた気分になってちょっとさみしかった。
メールが来ない。
どの程度、送れば良いのか、というのが分からなくて、
とりあえず、放っておいてみる。
だってさ、嫌われたくないんだもん、仕方ない。
自分のしたいようにして好きになってくれることなんてないよ、
好きになってもらえるように頑張らないと好きになんてなって貰えない。
昼休みに送ってみよう、返信が来てなくっても。
ちょっと疲れているのかも知れない、
ちょっとひとりで居すぎたのかも知れない。
ただ、これから冬になることが
ただそれだけが支えてくれている気がする。
*
悪夢を見た。
現実になるかも知れない悪夢。
怖かった。
ただ単純に怖かった。
目が覚めても
起き上がれなかった。