■ 靴底にまた穴が開いた。

今朝は雹だった。
人生に楽しいことなんてない、どうして僕はそう思うのだろう。

友達に電話したかったけど、
のどがひどく痛いってメール来てたから、止めておいた。 

お前にとって彼女はなくてはならないだろうけど、
彼女にとってお前はなくてはならないものなのか？

そんな冗談にさえ泣きそうになる。
笑って、当り前やん、友達だから、と言い切ったけれど、
そんなのどこにも保障されないのは知ってる。
もしかしたら、世界の全てが僕の思いとは全く違うものなのかもしれない。
捨てられる準備をしておくのは悲しいから、
あの人くらいは、僕がちゃんと友達だと言える人くらいは信じていたいのに。
それも偽物だって囁かれると信じる自信なんて亡くしてしまう。


僕の間違いは傷付けたことではなくて、
価値観の違う人と仲良くなろうとしたこと。
だって、泣かれたって何にも思わないんだし。


また雪が降ってきました。