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今更だけど。
僕は自分が卑怯な生き方をしているというのは知っている。
世の中の、キレイなところだけを見ようとして、
キレイなところだけを掬い取ろうとして、
そして、
イヤなところや汚いところには蓋をして見ないようにしているのだ。

そんなことは疾うに知っていた。
けれど、分かっていないのかも知れない。

そう言えば、前もそういうことで叱られたっけ?
7年も前なのに、それから成長していない自分に嫌気が差して、
けれど、少し安心してしまう。


僕が家族を好きではないのは、理由があるところとないところがある。

好きになろうと努力をしたこともあるけれど、
  テレビドラマとかの家族団欒を楽しませようって思って
なかなかうまく出来なくて、
  僕は仲良し家族を演じているようにどんどん感じられて
だから、
今は離れた方が良い関係でいられると思っている。
まだしばらく。
時間が解決してくれる、そう思っているし、
実際に、以前ほどには憎んではいない。
もう少しすれば、昔のことなんて思い出さなくなって、
そうして
笑って話したりすることが出来るようになるのかも知れない。
ほんの少し、本気でそう願う自分がいる。


かなしい夢をみました。
悪夢、です。

目覚めたとき、
悪い感覚だけを覚えていて、
何を見ていたのかその輪郭は曖昧だったのに、
思い出そうとしたら、思い出してしまった。

かなしい夢。

僕の祖父母が亡くなって
その遺言(手紙)が家族みなの前で読まれています。
亡くなる前、彼等は私たち家族にとても迷惑を掛けていました。
それでも笑っていたから、その笑顔を信じていました。
だけど、
  申し訳ないという気持ちでいっぱいだった、
  迷惑を掛け続けて済まなかった、そして、ありがとう、
そういう優しい手紙でした。
何故か、彼等は僕のこのブログを読んでいて、
お前はもっと正直に生きなさいよ、と、
優しく助言をくれていました。

そんなかなしい夢。


実際の祖父母は亡くなる前、痴呆だったので
そんなことを感じていたのか、覚えていたのか、それすら分からない。
ただ、優しい祖父母だった。
その笑顔を僕は今でも信じている。
だけど、
僕はそのときの家族を、血縁をまだ心のどこかで許せずにいて、
そういう僕がとても矮小な存在に思えてしまう。
そういう叱責の夢。

父も母も本当は優しい人なんだと知っている。
けれど、
その優しさに今はまだうまく応えられずにいる。

もうしばらくひとりで居たいと思う。


もしも、
彼等がそんな思いでいるのなら、
けれども、
今の僕はそれに蓋をすることしか出来ないから、
だから、
不甲斐無い僕でしか居られないから、
だから悲しくて泣くことしか出来ないんだ、そう思います。
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