■ すこし

元気になったみたい。
とりあえず暴飲暴食はやめようと思えるくらいには元気。
4:00になんて目覚めても
ぼーっとしてても仕事に支障を来たしてもいいやん、と思える程度には元気。
aikoを聴いて聴き流せる程度には元気。

結婚は恋愛の延長線上にあると思っていた。
好きな人とでないと結婚したってさみしいだろ、と思っていた。
恋愛と結婚は同じではないと思うけれど、
電車を乗り換える感じ？
恋愛は、
新幹線だったりロマンスカーだったり、
人によっては普通電車だったり準急だったり、そういうものだと思うけれど、
結婚は、
その電車を乗ってきた人と、
環状線とか山手線とかにがちゃんと乗り換えて
乗り続ける感じ、そう思ってた。
だから僕には結婚は向かないって思ってた。
けど、違うのかも知れません。
ひとりで生きるのはさみしすぎる世の中だから、
つらすぎる世間だから、
だから寄り添っていかないといけない、そういうものだとすれば
それは少しさみしいけれど、
好きじゃない人でも結婚すれば良いのかも知れない、なんてね。

親子って違うと思ってた。
愛情で子供を育てているものだと思っていたけれど、
けれど、老後の保障の自己投資なのかもしれません。
年老いたときに自分を看てくれる存在をつくり出すというのが目的なのかも知れません。
僕はけれどまだ家族を好きになれなくて、
だから、それを毛嫌いしてしまうのです。
だけど、姉が出て行って
彼らがそれを望むのであれば僕はあの家へ戻らないといけないらしいです。
あの家に閉じ込めらて過ごすのなんて、
けれど真っ平です。
親不孝と言われようと、だから、僕はあそこへ行くことはないと思います。


少しだけ元気。
待ってて貰えないかな、というメール。
たった2度のキスを信用するなんて馬鹿げていると思うけれど、
けれど、僕には今はそれしかない。
そう思って。