■ 本当は、

死のうかなぁ、と思ったんだ。
望まれた生じゃない、
望まれることもない。
疲れたし、もういいかな、って。

それでもまだここにいるのは、
意気地なしなだけだよ。

■ 疲れた。

そして、
疲れる僕が悪いのだ。

もう、イヤだ。
何もかも、僕が悪いのなら、
僕には行き場がない。

もう、やっぱり死ねばいい？

■ 優しさ、とは

時に、優しさが人を傷つける。
悲しい過去。
忘れたい、忘れたと思っていた。

独りよがりな優しさに、
傷つけられたと感じる僕は、
僕がきっと悪いのだろう。

血を見たら、また楽になれる？

■ 就職が決まったら、

連絡をしよう、
と、
思う。

■ 薄い傷、血が流れて、

こうやって、
薄い傷をつくって、ダラダラと血を流して、
傷つけられて、傷つけることに傷ついて、
僕は血を流し続けて死ぬのかな、
そう、思った。
それなら、今すぐ、
全部の血を流して死ねたら良かったのに。