■ あ、京都タワー。

急に心が穏やかになった。
向こうに京都タワーが見えた。
きれい。

僕はもうすぐ死ぬんだな、そう感じた。
死期を悟るって、きっとこういうこと、たぶん。

薄寒い、夕暮れ。

■ 食べられない

相変わらず。
痩せてくなぁ。

このところ睡眠不足な日々。
仕方ないんだけど。

■ 音と香り

音楽と香りで身を守る。
それだけで負けない気がする。
ただ、それがなければ、途端に不安になってしまう。

■ タブルデッカー

タブルデッカーの下の座席が、やっぱり好きだ。

昨夜のメール。
もし別れなければ、
そんな孤独を感じさせることはなかったのかも知れない。
けれど、
終わってしまった、もしかしたら、をいくつ考えても仕方ない。
選んだのは僕らなのだから。

空が高くて青い。
いつもの缶コーヒー、ブラック。


それでも、
僕らは生きなくてはいけないのだから。

■ 意気地なし

食べられないのも、
結局、切れないのも、
メールできないのも、
笑ってばかりなのも、
主張できないのも、
飲んでばかりなのも、
好きじゃない人とばかり寝るのも、
結局、
僕が意気地なしだから、だ。
昔は、もう少し自信もあったのに。
何にも自信なんてないよ。