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元気じゃないけど元気です。
調子が悪いのから抜け出せない。
太る身体がホント嫌い。
むくんだ顔とか。
太った自分には全く価値がないと思う。
見た目くらいしかいいとこないんだし。

以前、
  1ヶ月かけて太った身体は
  同じ時間とその倍のお金をかけないとうまく痩せられない、
というのを誰かが言っていた覚えがある。
その通りだと思う。


友達との電話を切るとまたテンションが下がってしまう
食べても満たされない
飲んでも酔えない

そんな。

病室の父親を見て自分の行く末を見た気がした。
どうして、僕はやりたいことではなくて
すべきことを優先させるのだろう。
嫌いな父母なんて放っておいたらいいのに、
どうして仕事を休んでまでみに行くのだろう。
失敗する確率が1%なんて高いオペでも、
その1%に入ることなんてありえないと思うのに。
人生なんて長生きしたってたった70年くらいなのに、
今日、躓いて死んじゃうかも知れないのに。


何を言ったって時間は流れて季節は巡るのだ。
早く冬になればいいのに。
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左手首を薄く切る。カッターナイフが冷たくて心地良い。血が滲んで流れ出す。けれど、ティッシュペーパーで押えればすぐにとまってしまう、その程度の薄い傷だ。血が止まるのが、しかし何だかさみしくて、また薄く切る。
毎朝、誰もいないフロアでそんなことを繰り返していた。傷跡をみれば安心できた。血が流れるのをみれば安心できた。
それだけだった。
痛痒い自分の手首をみつめて、これを誰かに見付けられるのを待っていた。
毎朝5:00前に起き、始発直後の電車で通勤していた。周囲はいつもの見慣れた顔だ。いつも通りの駅で、いつも通りに車内が混み合う。
手首を切りたくなった。
けれど車内でカッターを出す訳にもいかず、吊り輪をもつ左腕に爪を立てた。皮膚の下で血が滲んで赤くなった。痛かった。ここにいるのは僕だと思った。もう一度爪を立てた。
僕の両腕には爪のかたちの青痣が広がっていた。
父の狭心症が深刻なようだ。
僕は気楽に、カテしてステント入れて、であとは薬で、なんて気楽に思っていたのだが、
そういう訳にはいかないらしい。
カテで検査したら、
ステントを入れたり出来ない部位に狭窄があるらしい。
なので、バルーンもできず、
バイパスオペをするとのこと。
急遽、明日説明を受けてきます。
心カテ専門の技師をしていた友人に訊いたら、
 バイパスしてもどーせ詰まるよ
と、言われて、ま、それもそうかと思った。

オペ。

まず第一に、
本人がしたのかどうか
それから、リスクベネフィット。
そして、対経費。
救える技術があってもそれを使うかどうかは患者とその家族が決めるべきだと思うのです。
つー訳で、明日はドクターに絡みます。
僕のとりえは身体だけだと思っていた。
体型と食事には気を付けているし、太るのは嫌いなので、悪くない肉体だと思う。
お金がなくて借りる人もいなかったので、売りをすることにした。深夜のコンビニバイトも考えたけれど、会社に勤めていたし、人肌は好きだったし。
相談できる人もいなかった。
26才。
電話をしたら若い男の子が出て、その礼儀正しい口調に少し驚いた。面接の待ち合わせはロフトの横にあるベンチで、寒い日に寒々しい空の下で、僕はひとり待っていた。約束の時刻より少し前に、かわいい顔をした男の子がやって来て、そのまま仕事場であるマンションの一室へふたりで向かった。
面接と言っても、仕事のやり方や部屋の使い方、支払いのシステムを教わるだけで、動機だとかそういう話をしたりする訳ではなく、採不採は電話の時点で決まっていた。くたびれた背中のマスターは常識的で親切だった。
写真を撮って、契約金として1万円を手渡された。いい身体だと言われた、売れるよと言われた。けれど、僕の興味はその1万円札だった。これで新幹線の切符を買えると思った。
ただそれだけのことだった。
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