■ 土足で踏み込まれた心は踏み躙られてしまうのだ

てか。
そうやって偽善者振ることを強いられるから、
僕たちはどんどん本当の僕とかけ離れていってしまう。

優しい、なんてそんなのないし、
わがままばかりだ。

ささくれは親不孝にしるしだから、親孝行をしなさい、
カゼの家族には看病をしてあげなさい、
そういうの、
言われなくてもするし、
言われなくてもしないし。
僕と彼等の関係は、単純そうで複雑なのに。
どーしてそんなことを言うの？
そうやって僕にまたイイヒトの振りをさせようと言うの？

もう疲れちゃったよ。
何も知らないくせに入り込むのは止めて欲しい。
何も知られたくはない。

ひとりで眠りたい。