■ 指輪

たぶん2年くらい前からしていると思う。
金色の葉をモチーフにした結構、ごつい感じのヤツ。
アクセサリは普段から身に付けておかないと肌に馴染まない、
そう思っているので、毎日のように付けてます。
鍍金が剥がれてきて、白っぽくなってきた。
けれど、指には馴染んでいる気がする。


痩せると、僕は顔とかからやつれていく。
自分では余り分からないのだけれど、
指輪が緩くなってくるので、
ああ、指が痩せたなあと思うところで気付く。
いつもは右手小指なのに、今は左手薬指。

■ 出血

歯を磨いていたら出血した。

ようやく
少し気を付ければ歯を磨けるようになってきた。
けれど、これって回復しているの？
悪化してない？　ねぇ、ねぇ？

って。
セカンドオピニオンまで取っても（口内炎ごときで）
処方は変わりなかったのだから致し方あるまい。
ウイルス性かなぁ、といったところで、
抗ウイルス剤を今から始めても、今更かもしれない。
薬代、高いしな。

という訳で、日曜までこのまま頑張る。
栄養はジュースとビタミン剤と今まで蓄えた脂肪で。

身体がだるいままなのは、
ここ5日ほど固形物を摂っていないからだろうけれども、
全く以って食欲が無い。
この口に何かを入れるのは本当に嫌なのだよ。
痛くて。


つーか。
もう27日なのに、来月のシフトが決まってないっす。
どーゆーことよ？
僕が悪いんじゃないんだもーん。
じょーしが悪いんだもーん。
けどね、
どーせ僕には残業つかないんだし、
予定はどうだっていいんだよね、ホント。
結局、何かあればひとりでこなすしかないんだしさー。
　　　やや意固地。

今日はスーツ風で来ております。
何故なら会議があるから。
けれど、一旦、帰ろうかとも思ってます。
だるいんで。
それより府庁に行かないと～。

■ 情が薄いという訳ではないけれど

今すぐあそこから連れ出してしまえればいいのかも知れないけれど
だけどそうするには、
お互いの枷が少し多過ぎるように感じる。

そう思ってみて、
嫌な大人になってしまった、と感じた。
嘘吐きで、
弱虫で、
心よりも理を優先しようとする、とても嫌いだった大人。

一緒にどこまでも行こうと思えるのに、
どうして一緒に行けないのだろう。
きっと、あの人はあそこに居た方が幸福でいられる、
そして、そのことは僕のあの人も知っているのだ。
そう思えるのは、
けれども、
たぶん、まだ情熱が足りないだけだよね。
そう思ったりもする。

どこまでも一緒に、と思うだけの気持ちがまだないんだと思う。
そう思える人が居るのかどうかは知らないけれど。



口が治らない。
「口が痛くて喋れないからまた病院に行ってきます」とメモ書きしたのは昨日だったはず。
どうして、
「ノドが痛いの？　口内炎？」
と問い直されねばならないのだろう。
今日は昨日の明日。

この温度差だと思う。
捻れたベクトルとも言う。

職場の人に、
「ふたりだったら看病して貰えたでしょう？　氷枕とか」と言われ、
そんなのフツーにあり得ないと思っていた。
そしてそう言ったら、それがあり得ない、と言われた。
姉弟だから？　同居人だから？

たぶん。
たぶん、以前は僕もそちら側だったと思う。
自分の期待を相手に上乗せしていた頃。
けれどもそれは間違いなのだと気付いたその頃。
家族は他人。
嫌いな我侭な人たち。

だって
また痩せている顔に気付かない。
4日目、水分しか摂っていないのに。

以前はそこに期待をしていたけれど、
家族なんだから？
けれど今はもう何とも思わない。
他人なんだから。
だからとても気楽。


けれど、
だから家族は信じないんだよね。
だから信じて居たかったんだよ。
信じて痛かった。
もう信じない、それがフツーになっちゃったけれど。

■ 痩せた？

頭がボーっとする。
口が痛いのは相変わらず。
形のあるものを摂っていないのも相変わらず。

「痩せましたよね？」

と言われました。
不健康だが、やや嬉しかったりして。
しかし、痩せても脇腹は掴めるのって…何？　何なのさー。
けどまー。
やつれただけだから、
すぐに元に戻るさねー。

つーか。
いつも通りの階段を走れない時点でややヤバメ。
いつになったら、
この口は治るのさー？
リンパ腺が腫れて痛い。。。まだまだだな。

■ 自分の不得手な専門分野の話は素直に聞ける

ジュース以外を口にしない生活、3日目。
空腹にならないのが不思議。
それよりも口の中が痛くて痛くて。
まず喋りたくない。

発熱当初は楽観視していたのだが、
（と言うより、熱がひどくて口内炎に構ってられなかった）
口腔カンジタなどとなっては薬がないと治療できぬ。
という訳で、
日曜も開いている親切な歯科へ行ってきた。

歯科なので、
レントゲン（歯）を取られ、
虫歯を3箇所発見され、
親知らずを抜いた方が良いですよ、と言われ。
　　　　親知らずは抜こうかな
　　　　虫歯は自然治癒に任せます

本題の口内炎・歯肉炎は、
細菌性のもののようで（つまりカゼが原因）、
フツーに、
「ここ膿んでますねぇ」などと数度言われた。
それにしても、
歯科医も歯科助手も的確に仕事をこなされるので、
受付嬢が非常に悪い感じだったのも忘れてしまった。
ただ。
仕事が素晴らしく的確なのは良いが、
結構、痛かった。
「痛いときは手を上げて下さい」と言われたのだが、
何となくその機会を逃してしまったまま。

「今日はここまでにしておきましょうか」

随分と歯の汚れを取ってくれたようで、ちょっと嬉しい。
そして、歯茎の状態も何やら見てくれたようだ。
その上、炎症部の写真も撮られてしまった。
すごいですね。
今時の歯医者さん。
けれども、シューっていう耳障りな恐怖音と子供の泣きじゃくる声は相変わらずだった。

処方薬。
ジスロマックとエンピナース。
ん、納得でございます。
前のカゼ処方より十二分に納得です。
そして。
来週再診することになっておりますが、
それまでまた水分のみの生活になるのでしょうか。
あ。
ちょっとお腹減ってきた。
けれど、何も食べたくないよー。むー。