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すぐにこんなに元気ゼロ。
てか、マイナス? みたいな。
昼間に電話したら切られた人から電話があって、
それは嬉しかったんだけども、
そんなこと言う人は知りません
と、匙を投げられて、
投げさせたのは僕なのに、そのことにひどく傷ついたりして。
元気がない。
楽しい話がぜんぜん出来ない。
なので、今日の送別会(らしい)には行かないことにしたのに。
楽しい話がぜんぜん出来ない。
だから、やさしい電話もやさしいのが、ごめん、と思った。
ごめん、やさしいのに、どうして僕はこんなにも。
ごめん。
特に何があった訳ではないのです。
仕事は土曜日なのに忙しくて、
ただでさえ忙しいのに、
有効期限の切れた抗がん剤の処方箋を持ってきた人がいて、
当直のドクターに問い合わせをしていたら1時間弱くらいかかっちゃって。
なのに、その当人はどうしてこんなにワガママなのだろうと思わせる人で。
そういうので疲労困憊なのに、
なのに、お腹が痛いやら、風邪やら、で大変な賑わいでした。
稼ぎましたぜ、旦那。
働きましたぜ、オレ達、やってやったぜ。
事務処理を全て終えたら、16:00前でした。
一応、シフトは12:00までなんですけど? みたいな。
それから好い加減、音楽がないのがつらいので、
CDウォークマンを買おうと思ったけど、
友達にそれは勿体無いとメールされて、それもそうか、と諦めて、
docomoのままにしようと思ってたケータイを
やっぱ安そう、てのと、かわいい、てのとで
auにしようと思ってカタログを持って帰って来た。
身体は疲れていた。
けどほどほどには元気だったのに。
やっぱり、きっかけは電車だったように思う。
混んでいた。
土曜日17:00、梅田発。
出来るだけ人の少ない車輌に乗り込んだのに、
小さな子供が目の前の席でお母さんに抱かれて喋っている。
お願いだから喋らないでと(心の中で)祈ったのに、
話している。
そうすると、
隣の小母さんの世間話や、
女の子たちのバカっぽい会話や、
スーツ男性の愚痴や、
そういうのが活字になってきた。
つらいから、あと2駅。
そう思いながら乗っていた。
あと1駅。
お願いだから本を読ませて。
赤ん坊の顔を殴りつけてぐしゃぐしゃになるイメージが頭を過ぎった。
柔らかい、掌がそう感じて
そうすることがここから逃げる唯一の方法だと思っていた。
降りる駅なのに誰も降りず、
僕はひとりで周りの人を押しのけて降りた。
冬の冷たい空気が嬉しかった。
食べることと食べないことは似ている。
そう思いながら、今は食べることしか出来ないので、どんどん太る。
やばいな、そう思うので、
明日からは食べない人になろうと決めた。
こんな人間が女性を愛せる訳がない。
こんな人間が男性を愛せる訳がない。
そう思ったら、ひどくひとりぼっちな気がした。
野良猫も見捨てる。
デフォルトが変化することの恐怖。
今までが不安定であり続けていたので、
少しも気持ちが揺れないことに落ち着かない。
落ち着きすぎていることに不安になって、
少しも泣きたくならない、
悲しくもない、
メールが来なくても不安にならない。
電話でも落ち着きすぎている。
僕の今。
過去の僕たち。
今の僕を、とても怖い。
いつ落ちてしまうのか。
それとも、このままで居られるのか、
このまま、居心地の悪いまま居ないといけないのか。
落ちてしまったときには、
どこに僕たちは朽ち果てるのか。
泣きたい。
泣けない。
泣きたいの?
*
「はじめからその気があると思ってたのよね」
「そのときに出会ってなくて良かったわ」
会話の中、
そういう妙なところにばかり焦点が合ってしまう。
その気とは何なのか。
そのときに出会っていたらやはり嫌われていたのか。
僕は、誰かが自分がゲイだろうがレズビアンだろうが、そんなの気にならない。
それで? だから何? みたいな。
僕は好きなのはその人であって、
その人がその人であるには、全てのことや過去が不可欠なのだから、
過去が一体何なのだというのだろう。
その人の気持ちはその人にしか分からないのだから、
その人にさえも分からないのだから、
だから、いいんじゃない?
刹那的、というのではなくて、
今、が、いちばん大事。
身体売ってたって、
虐待されてたって、
いじめていたって、
泣いていたって、
リストカットばっかしてたって。
不倫していたって、
浮気されていたって、
泣き叫んだって。
それを選んだのは自分たちなのだから。
てさ。
何言ってんだろー。
訳分かんねーよなー。
ま。
今、たぶん、こう、落ち着いたオトナみたいな自分に居心地が悪い。
僕は同性愛者ではないけれど、異性愛者でもない。
バイセクシャルという訳でもないと思う。
単に、好きな人は好き、それだけ。
物事は単純がいちばんだ。
セックス自体は好きじゃない。
好きな人と寝るのが好きなんだ。
それだけ。
隣で眠りたい。
何だかもやもやする。
とても。
こころが波立つ、てんじゃなくて、
こころが波立たないのが何だかおかしいと感じる。
嵐の前の静けさ?
静か過ぎる。
こういうのが、フツーなの?
世間とか、そういうので言う、当り前なのかな?
それはそれでいいと思う。
けども、
けど、僕はヤだ。
こんなの嫌なんだよ。
仕事ばかりの毎日で本末転倒な気になっちゃう。
こんなことをする為に生きてるんじゃないもん。
こんなことをする為に頑張ったんじゃないもん。
自由をようやく手にしたのに、
自由はどんどん制限されていく。
そう歌ったのはビートルズだっけ?
1日が30時間ならいいのに。
そうしたらもう少し惰眠を貪れるのに。
始めたものは終わらせねばならない。
元気かもね。
引越し先も決めないとね。
そろそろ痩せたいのなら本気にならないとね。
寒いね。
コート、出そうかな。
ケータイ機種変しようね。
iPODかウォークマンを買おうね。
たくさんのしたいことや、すべきことを思って、
僕はどこへ行くのだろう。
これからは生きるのが自由だ、そう思ったら、
少し怖かった。
不自由な中で自由を探す方がよっぽど気楽だ。
始まったものはいつか終わる。
終わりはかなしい。
終わりはさみしい。
終わりは切ない。
終わりはかなしいけれど、
けども、
でも、本当はかなしくはない。
終わりは、
今は、ただ、
こわい。
*
睡眠不足で眠い。
いつまでも寝ていたい。
いつまでも食べていたい。
そうすれば忘れられる。
考えるべきことや考えないといけないこと、考えたくないこと。
忘れる為に音楽を聴いて散歩をするのに、
今、音楽が無いのがつらい。
簡単に泣けたら良かったのにね。
いくら、僕が好きな人でも、去るものを引き止めることなんて出来ない、それは知っている。
かなしいくらいに知っている。
泣いて引き止めたのに。
始まれば終わることを知っている。
今は、すごく元気、だと言える。
笑っちゃうくらいに元気。
だから、余計に怖いのだ。
いつ、また、どれだけさみしくかなしくなってしまうか、それがとても怖くてたまらない。
元気だ、そう思って電車にも乗り続けられると思ったけれど、
けれど、
それはやはり無理なようで、1駅分歩いた。
歩く方がよっぽど気分が良い、そう思った。
冬もまだ始まったところだというのに、
終わりを悲しんでいる僕がここにいる。